波もものづくりも。自分らしく楽しむ – 宮崎県青島

浦壁和樹さん/20代

『サーフィンしなかったら宮崎に来た意味がないでしょう?』そう代表に言われて衝撃でした。だって、現場仕事って週5〜6日ガツガツ働くイメージだったから。

宮崎空港から車で15分。

宮崎県宮崎市青島にある株式会社竹村工務店では、サーフィンを中心とした新しい働き方を提案している。青島は、波乗りにはたまらない上質な波を年中楽しめるエリアだ。見上げればフェニックスの木々が並び、年中温暖な気候、そのメロウな空気に魅了され、昨今国内外から移住者が集う。

株式会社竹村工務店は、建物の床工事や内装工事、注文住宅の企画設計・施工管理などを手掛ける。現場仕事でありながら、サーフィンを中心としたライフスタイルを応援する新しい雇用スタイル「SURF x WORK」を推奨している。

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現場仕事の前に、サーフィン。

仕事終わりに、サーフィン。

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そんなワークライフを当たり前にしたいという。

働くことでプライベートを犠牲にすることもなく、プライベートを楽しむことで仕事をおろそかにすることもない。互いが充実し、相乗効果を図る。そんな新たな価値を提供している。

若い世代はライフスタイルを重視している

株式会社竹村工務店の代表取締役 竹村 晃一さんは、雇用に関して課題を感じていた。今の若者たちは、これまでのやり方では働かないし、なかなか続かない。外国人労働者を雇い入れても、数年で戻ってしまうなど、様々な制約があった。

これまでの常識にとらわれない、新たな雇用スタイルが必要であると考えた。

竹村代表「今の若者たちは、自分たちのプライベートの時間があって、次に仕事があるんじゃないかなって思ったんです。これまでの概念にとらわれずに、経営者側が考え方を変えないといけない。もっとプライベートを重視した働き方を提案していきたい。社員にサーフィン行って来いって言えると、自分も思い切ってサーフィンできますしね!」

竹村代表は、自身も中学2年生からサーフィンを楽しむ生粋のローカールサーファーだ。サーフィンを中心とした「SURF x WORK」という働き方を提案し、自分自身もサーフィンを存分に楽しみたいと微笑む。

竹村代表「サーフィンはサーフィン、仕事は仕事。そんな環境でうまくやっていったら、社内の人間関係も、会社の雰囲気も上手く回っていくんじゃないかな」

サーフィンを重視した働き方は、社内文化も潤滑にする。

そんな要素も持ち合わせているようだ。

理想のライフスタイルが送れている

世界を旅したのちに、サーフィンを中心にしたライフスタイルを送りたいと、愛知県から宮崎市青島に移住した浦壁さん。業界未経験ながら、今、株式会社竹村工務店で大工見習いとして働いている。

浦壁さん「今は床の仕事をメインでやらせていただいてます。大工っていうと、怒号が飛んでたり厳しいイメージがありますけど、ここは全然。めちゃくちゃ優しく先輩方が教えて下さいます。ものづくり楽しいですね!」

浦壁さん「サーフィンと仕事、どっちも全力で頑張ることができる理想の生活を送れています。地元にいたときは、どんな波でも入ってた。でも宮崎に来ると贅沢になっちゃって。今日は入らないでいいや〜ってなる日もあるんです。良い波の質がかなり違うんですよね。宮崎は、120%良い波!サーフィンしてたら、同じ良い波に乗れば友人ができる。勝手にコミュニティも広がるんです」

浦壁さん「代表は、自分たち世代がビビっちゃうような波にも乗るんですよね。全力のライディング見て、本当にすごいなって思って。こんな大人いるんだって思いました」

海でサーフィンを楽しむふたりは、代表と従業員という肩書を超えた柔らかな関係性に見えた。

仕事でのリスペクト。共通の趣味でのリスペクト

それぞれが掛け算され、ふたりの絆にもつながっているようだ。

後悔しない人生を。最後に笑っていたいから

浦壁さん「毎日同じ時間に起きて、同じ道を通って会社に行く。同じ風景で、土日休み。そんな人が多いとは思うんですが、もし飽きてたり不満感じているなら、ぜひ一歩踏み出そって思います。行きたい時に、やりたいときに、やっちゃったほうがいい。僕は後悔したくない。最後に笑って死にたいじゃないですか」

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